予約の必要な診療科があります。事前にご連絡の上お越しください。
受診の際は、健康保険証、福祉医療受給者証(お持ちの方)、母子健康手帳をご持参ください。
重症心身障害児をはじめ、脳や神経・筋肉に障害のある子ども達への診療を行い、筋緊張・けいれん・呼吸障害・摂食障害などへの対応をしています。
また、不器用・言葉の遅れや、落ち着きがない・課題がやり遂げられない・共感性に乏しい・こだわりが強いなど、精神発達上の問題のご相談におこたえしています。
必要に応じ発達の評価を行い、お子様の状況に合わせた訓練・療育などの援助につなげていきます。
脳性まひの患者さんに対しては、筋緊張を弱めて訓練効果を高めるために、レーザー治療・ボツリヌス治療や整形外科的手術なども積極的におこなっています。
また、生後3ヵ月前後の乳児に対して、エコー(超音波診断装置)を用いた先天性股関節脱臼の早期診断をおこなっています。
機能訓練、福祉手続き、装具作成を行い、生活の場での合理的配慮がされるように、ライフステージに沿って支援します。
様々な歩行器や電動車いすなどのツールとそのお子さんの持っている潜在的な能力を結びつけ、“動き”を引き出していきます。また、24時間の姿勢にも着目し、立位台や座位保持装置を利用した姿勢やベッド上での様々な姿勢の検討や調整を行い、お子さんが安心して成長していけるように姿勢のコーディネートを行っています。そして、お子さんやご家族の方がチャレンジしたいことに対して一緒に考え、社会や地域の活動に参加していけるように援助を行っています。
遊びの充実、学習や対人関係の向上、日常生活の身の回りの動作の自立を図り、その子らしく、生き生きと暮らしていけることを目指します。子どもたちが大好きな「遊び」を、楽しく自発的に取り組めるように工夫して使い、具体的な動作を繰り返し経験する中で、体の協調的な動作や上肢・手の操作、認知学習能力などの向上を促します。
人が社会の中で生きていく為にはコミュニケーションは欠かせません。そのコミュニケーションにとって大切な相手とかかわる気持ちを育み、ことばだけに限らず、その人なりの表現手段を獲得・発揮できるように取り組みます。また、『食べること(摂食)・飲み込むこと(嚥下)』についても、お子さんの発達段階や状態に合わせて一緒に考え、指導・援助を行ないます。
心理検査や行動観察によって、発達の状況や特徴についてアセスメントを行います。アセスメントをもとに、お子さんの個性に合わせた遊びやカウンセリングにより発達の援助を行なうとともに、ご家族の発達や育児に関する相談を行います。ご希望や必要に応じて、各市町村の関係機関や教育機関と連携しながら発達支援を行ないます。家庭や地域社会で、その子らしい育ちができるようにサポートしていきます。
委任状を用いる必要がある場合は、事前に必ず外来看護師までご連絡ください。
(事前のご連絡なく委任状をお持ちいただいた場合は無効としますので、必ずご連絡ください。)